岬の先の段々畑
遊海の船にのせてもらい、宇和島の海を進みついたところは遊海の向かいにある段々
畑、遊子水荷浦の段畑というところ
このように見事な段々畑が作られています。(これは現地の観光案内の写真を引用し
ています。)さてここの畑を実際見て思うことは…
傾斜きつっ!畑狭い!
びっくりですよこれ
畑の一面は0.5m程、傾斜角45°(きつい
しかも畑の土は薄茶色になっていますが、これほとんど砂とおが屑だそうで栄養分は
少なく、作物を作ったら半年は休ませないと土力がもたないとか。だから写真のように
じゃがいも育てているのです。
さてこの畑はどうやって作っているのか、ここは岩山の上に石垣を組んで作られてい
るそうです。
で、石はどっからきたのか、海の石は角が取れてて小さく丸いので石垣を組むには向
いていない…
ゲル どっから石持ってきたんですか?
山下さん 他の山から切り出してきたらしい
・・・え?
これが作られたのは重機とか無い時代…全部手作業人力(うわぁ
日清戦争の帰還兵がダイナマイトの使い方を知るまで全部ハンマーやのみで切り出して
いたと言うので驚きです。
農作業も今でこそモノラックがあるとはいえはしごは欠かせませんし(上図参照)昔
ははしごと石段だけしか登る手段がありません。
ものすごく大変だよ…
さてこの遊子水荷浦の段畑では4月中旬に
だんだん祭り
が開催されるそうです。だんだんは愛媛の言葉でありがとうを意味し、段々畑とかけて
います。宇和島いったら行ってみてください。
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おわり